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その人ホントにあなたのこと嫌い?①

雑記

先日、学童保育へ息子を迎えに行ったら
その日の先生がとても不機嫌そうでした。
私が挨拶しても笑顔がない。
それどころか、むすっとしたような表情で
帰り際、さようならの言葉もありませんでした。

私は残念な気分になりました。

そして

「やっぱり不機嫌な人は苦手だわ〜、
感じのいい人が好きだわ。
今日はあの先生が出てきて運がわるかったな、、
今度お願い事があったら
いつもニコニコしてるあっちの先生に伝えよう」

と正直おもいました。

その後も、その日は何だかモヤモヤした気持ち、
あの怒ったような顔が浮かんでは
私何か悪いことしたかしら?
とどこか引っかかっていました。

けど、以前のブログにも書きましたが
相手の事情があるかもしれない、
自分に原因があるとは限らないのかも、
などと一通り思考してから

そんな事を気にしてるのも
自分の時間が勿体ないので
考えないようにしました。

まぁしかし、それ以来も
学童へお迎えに行く時は

「今日もあの先生じゃなきゃいいなぁ」

とどこかで思っていました。

そんな私って気にしすぎでしょうか?

いや、たぶん感じの良い先生のほうが好き
という人が多いはず・・

人って、やっぱり印象が大事だと思います。

それはさておき
その先生に苦手意識を持っていたのですが、

1か月後、学童保育の保護者会で
例の先生がお話をされました。
その内容は、最近の子ども達の変化についてです。

新年度スタートの4月から
子ども達の暴言や危険行為、迷惑行為などがひどく
我が家の利用している学童の環境は良くありませんでした。

先生の言うことを聞かない
いたずらをする
ルールを守らない
お迎えに行くと物が飛んできたり
部屋は散らかり放題、、 
荒れている状態でした。

正直、この環境に子どもを預けるのは気がひけました。

先生達も毎日疲れている様子で
私は
ご苦労様です、とか
有難うごさまいます、と
お伝えする事しか出来ませんでした。

ところが、ここ3か月くらいで
子ども達の様子が見違えるように変わったんです。

危険行為や迷惑行為はほとんど無くなり
おやつの時間も皆がきちんと座って食べる
ゴミが落ちていたら、自分のものでなくても拾う
ボール遊びをする時に、人にぶつからないよう
ついたてを立てて気遣う
外部の人に会ったらきちんと挨拶やお礼を伝える

など、できるようになったとのことです。

私がお迎えに行っても
最近は、部屋はいつもかたづいていて
綺麗になっています。

実は、私が苦手と思っていた先生を筆頭に
スタッフの方々が、子ども達に根気強く注意をして
向き合ってくれていたようなんです。

<子ども達は皆んな良い子なんです。
大人が思っている以上に、子ども達はちゃんと出来るんですよ。〉

と上記のような変化をお話してくれました。

そして、

<子ども達はお迎えまでの長い時間、学童で過ごしています。
お母さんお父さんが忙しくて
かまってもらえないのを我慢しています。
どうか1日1回でいいので、
お子さんを抱きしめてあげてください>

と仰いました。

私は心打たれて先生のお話に聞き入っていました。

不機嫌で苦手だと思っていた先生が
誰よりも子ども達のことを考えてくれていたんだ
と知りました。

次の日、私は学童へ行ったとき
奥にいたその先生を呼んで頂き
保護者会でのお礼を伝えました。

そして先生の言葉通り、
息子を毎晩抱きしめてあげるようになりました
ともお伝えしました。

すると、
「そうなんですよ〜、
私はここでお母さん達が嫉妬するくらい
子ども達をギューッと抱きしめてます笑」

と仰いました。

それ以来、私の先生への見方が変わりました。

ただ自分への態度が冷たかったから、とか
不機嫌だったから、
という理由で相手を避けるのは
考え直そうと思いました。

もちろん、笑顔で感じの良い人が好きですが、
自分への接し方だけで相手を判断するのは
傲慢かもしれない、と思いました。

だから、
やはり自分がどう思われているか、 
というのは一旦置いておいて

相手がどういう人なのか?
どうしてこういう態度を取ったのか?
を冷静に見ることは大切だなと思います。

それは人を信頼するということです。
それを、私はこれからも心掛けていようと思っています。

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