こんにちは。
アウシュビッツ強制収容所の解放から80年。
当時12歳で生き延びたセペシさんという
女性のインタビュー記事を見ました。
家族と話され、強制収容所に送られたとき
見ず知らずの女性から
「16歳と言いなさい」
とささやかれたそうです。
そのおかげでガス室に送られず
労働に従事させられましたが、命が助かったそうです。
同じく、収容所の生存者
ワインベルクさんという男性は現在99歳で
今でも自身の体験を伝える講演会を続けているそうです。
世界の人に何を感じてほしいか、
との問いにこう答えていました。
「あなたが誰かと対立や問題を抱えたとしても
向き合って座り、対話をしてください。
相手に危害を加えることはやめてください。
人間らしくあれ、それだけでいいのです」
日本でも原爆被爆者の方たちの高齢化が進んでいます。
今でも戦争がなくならない世界を危惧して
伝える活動を続けてこられています。
貴重なお声を忘れないようにしたいと思います。
そして自分の命があることの有難みや尊さを
日々感じます。
私の家から10mほどのところに
庚申塔があるのですが
お地蔵様ではないですけど
毎日子供たちと手を合わせて
「今日も幸せな一日をありがとうございます。
これからもみんなが平和で楽しく元気で幸せでありますように」
とお伝えしています。
過去に生きたくても生きられなかった人たちの分も
がんばって生きようと思っています。

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